宮崎県で太陽光発電・蓄電池を検討している方へ。2026年9月11日14時時点で、ひなたゼロカーボン加速化事業の予算進捗は73%、電力自家消費サポート事業は37%です。
ただし、この数字は予算に対する申請額の概算割合です。今回は、現在の予算状況と、自宅がどちらの制度に当てはまるのか、蓄電池申請で確認したいシミュレーション、契約・工事のタイミングまで整理します。
先に確認したいポイント
・加速化事業:73%
・電力自家消費サポート事業:37%
・申請期限は2026年12月4日17時までですが、予算がなくなり次第終了
・交付決定前の契約・発注・工事着手は避ける
・今進めたいのは「確認・見積・申請準備」です
【9月11日最新】ひなたゼロカーボン補助金の予算進捗は73%・37%
2026年9月11日14時時点では、2つの事業とも申請受付が続いています。
ただし、制度上の申請期限まで受付が続くとは限りません。公式サイトでは、予算がなくなり次第終了すると案内されています。

| 事業 | 8月7日時点 | 9月11日時点 | 住宅での主な対象 |
|---|---|---|---|
| ひなたゼロカーボン加速化事業 | 54% | 73% | 太陽光発電+蓄電池のセット導入など |
| 電力自家消費サポート事業 | 27% | 37% | 既設太陽光への蓄電池単体導入など |
8月7日時点では54%・27%だったため、特に加速化事業の申請額が進んでいます。
以前の進捗については、8月時点のひなたゼロカーボン補助金の予算進捗記事でも紹介しています。
一方で、73%という数字から「あと何件申請できる」「何月何日に終了する」といったことまでは判断できません。
公式では、この進捗率を「予算に対する申請額の割合(概算値)」として公表しています。
| 項目 | 現在の公式スケジュール |
|---|---|
| 交付申請期限 | 2026年12月4日17時まで |
| 受付終了 | 予算がなくなり次第終了 |
| 申請審査 | 約2~4週間が目安 |
| 契約・工事 | 交付決定後 |
| 実績報告 | 2027年1月27日まで |
最新の受付状況や制度資料は、ひなたゼロカーボン2026公式申請サイトでも確認できます。
73%でも「残り27%あるから大丈夫」とは判断できない
73%という数字だけを見て、「まだ27%残っているからしばらく大丈夫」と考えるのは避けた方がよいでしょう。
申請1件あたりの設備内容や申請額が違うため、残りの受付可能件数や終了日は公表されていません。

| 現在分かること | 現在分からないこと |
|---|---|
| 申請額が概算73%まで進んでいる | あと何件申請できるか |
| 現在は申請受付中 | 実際の受付終了日 |
| 予算終了で早期終了する | 今後の申請ペース |
公式サイトでは、交付決定後に申請を取り下げる理由として、「費用対効果が見込めなかった」「商品代が思ったより高額だった」といったケースについても案内しています。
そのため、予算枠を確保することだけを目的に申請するのではなく、設備内容や費用を申請前に確認しておくことが重要です。
今急ぐのは「契約」ではなく「確認」です
交付決定前の契約・発注・工事着手には注意してください。
今の段階で先に進めたいのは、設備確認・見積・補助対象条件の確認・申請準備です。
補助金を利用する場合は、次の順番で準備しておくと進めやすくなります。
- 自宅がどの補助事業に該当するか確認する
- 太陽光・蓄電池の設備構成を決める
- 見積を作成する
- 補助対象条件を確認する
- 申請に必要な資料を準備する
「補助金がなくなる前に契約する」のではなく、「補助金が受付中のうちに申請できる状態へ近づける」と考えると分かりやすくなります。
自宅が73%と37%のどちらの事業に当てはまるか分からない方へ
既設太陽光の有無や、今回導入したい設備を整理すると判断しやすくなります。
蓄電池申請では「1日の充放電サイクル」が分かるシミュレーションが必要
蓄電池を検討している家庭では、容量だけでなく「実際にどのように充電し、どのように使うか」を確認することが重要です。
制度では、対象となるケースで1日の蓄電・放電サイクルが分かる蓄電シミュレーション資料の提出が求められます。

容量を決める前に確認したい5項目
- 過去12か月程度の電気使用量
- 太陽光発電の容量
- 昼間の電気使用量
- 太陽光の余剰電力量
- 夕方から翌朝までの電気使用量
たとえば、大容量の蓄電池を選んでも、太陽光から十分に充電できなかったり、ためた電気を使い切れなかったりする場合があります。
反対に、昼間の余剰発電が多く、夕方から夜間の電気使用量も多い家庭では、容量の大きい蓄電池が候補になることがあります。
蓄電池容量を決めるときは、「大きい方が安心」という考え方だけではなく、太陽光発電量・自家消費量・夜間使用量・停電時に使いたい家電まで確認することが大切です。
容量選びについて詳しく確認したい方は、宮崎で家庭用蓄電池は何kWh必要?電気使用量・太陽光容量・停電時に使いたい家電から決める方法も参考にしてください。
個人住宅の蓄電池補助額は3つの金額を比較
蓄電池の補助金は、容量だけで決まるわけではありません。
個人住宅では、主に次の3つを比較し、その中で低い金額をもとに補助申請額を確認します。
| 計算項目 | 個人住宅 |
|---|---|
| 容量ベース | 制度上の蓄電容量 × 5万円/kWh |
| 経費ベース | 補助対象経費 ÷ 3 |
| 上限額 | 50万円 |
そのため、「10kWhだから50万円」と容量だけで判断することはできません。
まず自宅で活用しやすい容量を考え、その後に補助対象経費や上限額を確認する順番が分かりやすいでしょう。
電気使用量・既設太陽光から蓄電池容量を比較したい方へ
容量だけでなく、パワコン構成や停電時の使い方も含めて確認すると、機種を比較しやすくなります。
申請を急ぐ前に「費用対効果・見積・設備構成」を確認する
補助金が利用できても、最終的な自己負担額や電気代への効果は家庭ごとに変わります。
確認したいのは「補助金がいくら出るか」だけではなく、補助金を使った後の自己負担額と、自宅でその設備をどれくらい活用できるかです。

太陽光・蓄電池の費用は何で変わる?
| 確認項目 | 費用が変わる主な理由 |
|---|---|
| 太陽光発電容量 | パネル枚数、架台、配線などが変わる |
| 蓄電池容量 | 容量・メーカー・機種で本体価格が変わる |
| パワコン構成 | 既設を残すか、ハイブリッド型へ変更するかで変わる |
| 停電時の給電範囲 | 全負荷型・特定負荷型などで機器構成が変わる |
| 分電盤 | 既設設備の状況によって交換・追加工事が必要になる場合がある |
| 設置場所 | 基礎、配線距離、搬入条件などで変わる |
| 既設太陽光 | メーカー、型番、設置年、接続条件で構成が変わる |
特に既設太陽光がある住宅では、蓄電池本体の価格だけで比較すると判断しにくくなります。
現在の太陽光パワコンを残すのか、太陽光と蓄電池をまとめて制御するハイブリッド型へ変更するのかでも、工事内容や今後の交換計画が変わります。
既設太陽光がある場合はFITも確認
FITとは「固定価格買取制度」のことで、一定期間、決められた価格で太陽光発電の電気を売電する制度です。
既設太陽光がFIT中でも、条件を満たせば蓄電池単体の補助対象となる場合があります。
一方で、補助事業で新しく導入する太陽光では、自家消費を前提とする条件があります。
既設FIT太陽光に太陽光増設やハイブリッド蓄電池を組み合わせる場合は、「設備として接続できるか」「FIT上どう扱うか」「補助対象になるか」「系統連系手続き」を分けて確認する必要があります。
該当する方は、宮崎でFIT中の既設太陽光に太陽光増設+蓄電池を導入する際の確認ポイントもあわせてご確認ください。
他の補助金との併用も申請前に確認
同じ設備に複数の補助金を重ねて使えるとは限りません。
本補助金は国庫を財源としているため、同一の補助対象設備に国の補助金を併用できないケースがあります。
市町村など別の補助制度についても、対象設備・補助対象経費・併用条件が異なります。
申請する前に、それぞれの制度の公式窓口で確認してください。
契約・工事は交付決定後|今から進めるなら「確認→見積→申請」
現在の予算進捗を考えると、2026年度中の導入を考えている方は準備を進めておく価値があります。
ただし、早く契約するのではなく、早く「申請できる状態」をつくることが重要です。
基本の順番
確認 → 見積 → 補助対象条件の確認 → 交付申請 → 審査・交付決定 → 契約 → 工事 → 支払い → 実績報告
申請書類提出後の審査には約2~4週間が目安とされています。
また、実績報告期限は2027年1月27日となっているため、申請期限だけではなく、交付決定後の機器納期・工事日程・支払いまで含めてスケジュールを考える必要があります。

今日確認すること
- 太陽光+蓄電池か、既設太陽光+蓄電池か
- 73%と37%のどちらの事業に該当するか
- 過去の電気使用量と売電量
- 補助金を引いた後の自己負担額
- 交付決定後に工事できるスケジュールか
相談時に準備すると確認しやすい情報
- 直近12か月程度の電気使用量
- 太陽光がある場合はメーカーと容量
- パワコンのメーカー・型番
- 太陽光を設置した時期
- FIT開始時期
- 最近の売電量
- 蓄電池の設置候補場所
- 停電時に使いたい主な家電
- EV・PHEVの現在または将来の導入予定
パワコンの型番が分からない場合は、本体の正面や側面にある銘板をスマートフォンで撮影しておくと確認しやすくなります。
補助金の申請主体は申請者本人ですが、販売・施工事業者から設備情報や見積内容、申請準備に必要な情報について助言を受けることは可能です。
コトブキ光熱では、太陽光・蓄電池の容量、既設設備との接続、見積内容、補助金利用時に確認したい設備条件についてご相談いただけます。
2026年度の補助金利用を検討中の方へ
現在の予算状況を踏まえて早めに確認したい場合は電話、設備状況を整理しながら相談したい場合はWEBフォームをご利用ください。
よくある質問
73%なら、まだ補助金に間に合いますか?
2026年9月11日14時時点では受付中です。
ただし、73%は予算に対する申請額の概算値で、「あと27%分の申請を受け付けられる」という意味ではありません。利用予定がある場合は、設備構成・見積・申請条件の確認を先に進めておくと安心です。
12月4日までなら申請できますか?
12月4日17時は制度上の申請期限ですが、予算がなくなればその前に受付が終了します。
また、交付決定前に契約・工事着手をすると補助対象外になるため、締切直前から設備選びを始めると、工事日程や申請準備が間に合わない可能性があります。
既設太陽光に蓄電池だけ追加する場合は73%と37%のどちらですか?
既設太陽光に蓄電池を単体導入するケースでは、「電力自家消費サポート事業」に該当する場合があり、9月11日時点の予算進捗は37%です。
ただし、太陽光との接続、設置場所、容量などの要件があるため、自宅の既設設備を確認したうえで判断してください。
蓄電池シミュレーションでは何を確認しますか?
1日の蓄電・放電のサイクルを確認し、太陽光からどれくらい充電し、家庭でどれくらい放電・消費するのかを整理します。
蓄電池の容量が、太陽光発電量や家庭の電気使用量に対して過大になっていないかを判断する材料にもなります。
公開時の確認事項
予算進捗率は更新される可能性があります。この記事は2026年9月11日14時時点の公式公表値をもとにしています。最新の進捗率・受付状況・要件は、申請前に必ずひなたゼロカーボン2026公式申請サイトでご確認ください。












